Oriana Boselli
[ローマ 12日 ロイター] - 国連世界食糧計画(WFP)の緊急事態対応次長、ブライアン・ランダー氏は12日、ロイターTVで、イスラエルが封鎖措置を実施したパレスチナ自治区ガザで、食糧や水が間もなく底を突きそうだと警告を発した。
イスラム組織ハマスによる攻撃を受け、イスラエルは9日、ガザ地区への食糧や燃料、水の供給を遮断し、検問所を閉鎖する完全封鎖を表明した。
ランダー氏は、WFPは現地で対応しているが「もう少しで(支援物資が)尽きる」と説明。イスラエルと隣国エジプトに対し、WFPがガザに物資を運び、国連職員が安全に働けるようにするための「回廊」を設置するよう求めた。