[国連 30日 ロイター] - 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は30日、イスラエルの攻撃を受けるパレスチナ自治区ガザの住民らは強制移動や集団的懲罰に直面していると安全保障理事会に警告した。
週末に通信が遮断されたことも秩序の崩壊を助長し、事態がさらに悪化すればガザにおける国連の活動が「不可能とはいかなくても非常に困難になる」と述べた。
イスラエルは、ガザの住民に南方へ移動するよう改めて警告。ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが地下トンネル内に潜伏しているみており、先週末から地上での軍事活動を拡大している。