Andrew Goudsward
[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦地裁は25日、2021年1月の連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会への協力を拒んだとして、トランプ前大統領の側近だったナバロ元大統領補佐官に議会侮辱罪で禁錮4月の判決を言い渡した。
検察側はナバロ氏が法律よりもトランプ氏に対する忠誠を優先したとして禁錮6月を求刑していた。
ナバロ氏の弁護士によると、同氏はトランプ氏が大統領特権を発動したため、調査に協力する必要はないと考えていた。上訴する間は刑の執行を猶予するよう求めている。
下院特別委員会の調査を巡り、トランプ氏の側近が議会侮辱罪で有罪になるのは、バノン元首席戦略官に次いで2人目。