ドル・円は前日海外市場で下落した流れを受け継ぎ、今日のアジア市場で112円12銭付近。
その後、日経平均株価が徐々に下げ幅を縮小したことで押し目買いが強まり、ドルは112円台を回復。
ただ、日経平均がマイナス圏で前引けたことでドルの買戻しは一服した。
ランチタイムの日経平均先物は引き続き弱含んでおり、目先の株価反転を期待したドル買いは入りにくいようだ。
ここまでのドル・円の取引レンジは111円74銭から112円34銭、ユーロ・円は119円54銭から119円99銭、ユーロ・ドルは1.0682ドルから1.0701ドルで推移した。
【要人発言】
・NZ準備銀総裁
「政策金利は低水準にとどまる見通し」
「利上げや利下げのリスクはおおむね均衡」
「緩和的なバイアスを取り除いた」
・中曽日銀副総裁
「米国長短金利の上昇が見込まれるが、注意してみていく必要」
「物価2%上昇に向けモメンタム維持も力強さが欠け、実現に距離がある」