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2014年10月15日のFX為替相場予想

発行済 2014-10-15 07:31

【今日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)

ユーロドル 1.2655 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.2600~1.2690



【THV V4による分析】

トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが継続すると予想します。





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【昨日の概要】
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連休中にNYダウが下落したことを受けて日経平均株価は続落、-364円安の14936円と2か月ぶりに15000円の節目を割れて取引を終えました

一方、ドル円は比較的底堅く、朝方106.76円の安値を付けたあとは買戻し優勢となって107.00円付近での推移が続いています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16315.19(-5.88 -0.04%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・14960(大証終比:+60 +0.40%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1234.30(+4.30 +0.35%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・81.84(-3.90 -4.55%


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【経済指標】
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★★★
17:30 (英)9月CPI(前月比)
前回:+0.4% 予想:+0.2% 結果:±0.0%
★★★
17:30 (英)9月CPI(前年比)
前回:+1.5% 予想:+1.4% 結果:+1.2%
★★★
17:30 (英)9月CPIコア(前年比)
前回:+1.9% 予想:+1.8% 結果:+1.5%
★★★★
17:30 (英)9月小売物価指数(前月比)
前回:+0.4% 予想:+0.3% 結果:+0.2%
★★★★
17:30 (英)9月小売物価指数(前年比)
前回:+2.4% 予想:+2.3% 結果:+2.3%
★★★
18:00 (独)10月ZEW景況感調査(現状)
前回:25.4 予想:16.0 結果:-3.2
★★★
18:00 (独)10月ZEW景況感調査(期待)
前回:6.9 予想:0.0 結果:-3.6
★★★
18:00 (欧)10月ZEW景況感調査(期待)
前回:14.2 予想:- 結果:-4.1
★★★
18:00 (欧)8月鉱工業生産指数(前月比)
前回:+1.0% 予想:-1.7% 結果:-1.8%
★★★
18:00 (欧)8月鉱工業生産指数(前年比)
前回:+2.2% 予想:-0.9% 結果:-1.9%


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【今日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:米利回りの低下、原油価格の急落
△強気材料:米主要企業決算
◆ドル円は107.00円付近で比較的堅調に推移
◆米10年債利回りは2.196%へ下落
◆株売り債券買いが進む
◆英・独・欧経済指標悪化でユーロとポンドが売られる
◆原油価格が-4%超の急落
◆日経平均先物は時間外で14935円と変わらず
☆引き続き、リスク回避の動きが続くと予想
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<NYダウは反発に失敗>
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昨晩の米国株は、シティグループやJ&Jの決算が予想を上回ったことや自律反発から買いが優勢となり、一時+140ドル近く上昇していました。

しかし、原油価格が-4%超急落したことを受けて株にも売りが入り、NYダウは-5ドル安と冴えない結果となりました。


また、ロンドン時間に発表された英・独・欧経済指標が予想を下回ったことから、ユーロやポンドが売られています。

ユーロドルは1.2640、ポンドドルも1.5898まで下落、ポンド円は169.94円と直近高値の180円から-10円の下落となりました。


ドル円は107.00円前後での推移を続けているものの、米10年債利回りが2.196%と2.200%を下回っているため、上値は重いと予想します。

全体的には、株が売られて債券へ資金が向かっているようです。

▼米10年債利回り(週足)



一方、急落している原油価格にも注意した方が良いでしょう。

原油に関しては、国際エネルギー機関(IEA)が今年から来年の需要見通しを下方修正したほか、ISIS(イスラム国)が制圧した油田から市場価格の3分の1から5分の1の価格で売りさばいているとの観測があるため、アメリカや中東は原油価格下落に対し寛容な可能性があります。

▼原油(日足)



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<各国の経済指標が多く発表>
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前場は中国9月CPIとPPI、後場は日本の8月鉱工業生産指数や8月設備稼働率が発表予定となっており、昨日急落した日本株の動向にも影響を与えるでしょう。


ロンドン時間以降は、独9月CPIや英雇用統計のほか、米9月小売売上高や9月PPI、10月NY連銀製造業景気指数などの発表が続き、翌早朝3時にベージュブックが公表されます。

ドラギECB総裁の講演が16時と翌早朝3時にも予定されており、かなり材料の多い日となっています。


最近は、株・為替ともにボラティリティが高くなっているため、急落や急騰には十分注意したいところ。


引き続き、米主要企業決算も発表されます。

<米主要企業決算>

10/15(水)
アメリカン エキスプレス、イーベイ、バンク オブ アメリカ

10/16(木)
ブラックロック、ゴールドマン サックス、サンディスク

10/17(金)
アメリカン航空、GE、グーグル、モルガン・スタンレー



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<ドル円 オーダー状況>
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108.90-9.00円 断続的に売り厚め
108.80円 売り本邦勢ほか
108.50円 売り厚め
108.20-40円 断続的に売り
108.00円 売り
107.50円 売り

106.96円 10/15 4:00現在(高値107.32円 - 安値106.68円)

106.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
106.30円 買い厚め
106.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り


日経平均先物は時間外で±0円の14935円となっており、方向感なくスタートするでしょう。

その後は、中国9月CPIやPPI、日本の8月鉱工業生産指数などの結果を受けて方向感が出てくると思われます。


ドル円に関しては、まだ106円付近まで下落余地があるため、リスク回避の動きが強くなった時は注意が必要です。

▼ドル円(日足)



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【経済指標】
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★★★
10:30 (中)9月CPI(前年比) 前回:+2.0% 予想:+1.7%
★★★
10:30 (中)9月PPI(前年比)  前回:-1.2% 予想:-1.6%
★★★
13:30 (日)8月鉱工業生産指数<確報値>(前月比)  前回:-1.5% 予想:-
★★★
13:30 (日)8月鉱工業生産指数<確報値>(前年比)  前回:-2.9% 予想:-
★★★
13:30 (日)8月設備稼働率(前月比)  前回:-0.8% 予想:-
★★★
15:00 (独)9月CPI<確報値>(前月比) 前回:±0.0% 予想:±0.0%
★★★
15:00 (独)9月CPI<確報値>(前年比) 前回:+0.8% 予想:+0.8%
★★★★
17:30 (英)9月失業率 前回:2.9% 予想:2.8%
★★★★
17:30 (英)9月失業保険申請件数(前月比)
前回:-37200件 予想:-33500件
★★★★
17:30 (英)8月ILO方式失業率 前回:6.2% 予想:6.1%
★★★★
17:30 (英)8月雇用者数増減 前回:+7.4万人 予想:+3.0万人
★★★★
21:30 (米)10月NY連銀製造業景気指数 前回:27.54 予想:20.00
★★★★
21:30 (米)9月小売売上高(前月比) 前回:+0.6% 予想:-0.2%
★★★★
21:30 (米)9月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:+0.3% 予想:+0.2%
★★★★
21:30 (米)9月小売売上高(除自動車・ガソリン)(前月比)
前回:+0.5% 予想:+0.4%
★★★
21:30 (米)9月PPI(前月比) 前回:±0.0% 予想:+0.1%
★★★
21:30 (米)9月PPI(前年比) 前回:+1.8% 予想:+1.8%
★★★
21:30 (米)9月PPIコア(除食品・エネ)(前月比)
前回:+0.1% 予想:+0.1%
★★★
21:30 (米)9月PPIコア(除食品・エネ)(前年比)
前回:+1.8% 予想:+1.7%

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