2014年10月16日のＦＸ為替相場予想

【今日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

ドル円　105.94　下落 （4時間足）↓
予想レンジ　105.50～106.30


【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
株安により上値は重いと見ます。




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【昨日の概要】
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続落していた日経平均株価は、短期的に売られすぎ感があったため反発、+137円高の15073円で引けました。

しかし、NYダウは続落となってしまったため、ドル円は一時105.27円まで下落、その後は買い戻し優勢となり106円前半での推移となっています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････16141.74（-173.45　-1.06%）
・CME日経平均先物･････････････14710（大証終比：-360　-2.47%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1244.80（+10.50　+0.85%）
・NY原油先物11月限（WTI）････81.78（-0.06　-0.07%）


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【経済指標】
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★★★
10:30　（中）9月CPI（前年比）
前回：+2.0％　予想：+1.7％　結果：+1.6％
★★★
10:30　（中）9月PPI(前年比) 
前回：-1.2％　予想：-1.5％　結果：-1.8％
★★★
13:30　（日）8月鉱工業生産指数＜確報値＞(前月比) 
前回：-1.5％　予想：-　結果：-1.9％
★★★
13:30　（日）8月鉱工業生産指数＜確報値＞(前年比) 
前回：-2.9％　予想：-　結果：-3.3％
★★★
13:30　（日）8月設備稼働率(前月比) 
前回：-0.8％　予想：-　結果：-1.7％
★★★
15:00　（独）9月CPI＜確報値＞（前月比）
前回：±0.0％　予想：±0.0％　結果：±0.0％
★★★
15:00　（独）9月CPI＜確報値＞（前年比）
前回：+0.8％　予想：+0.8％　結果：+0.8％
★★★★
17:30　（英）9月失業率　
前回：2.9％　予想：2.8％　結果：2.8％
★★★★
17:30　（英）9月失業保険申請件数（前月比）
前回：-33200件↑　予想：-35000件　結果：-18600件
★★★★
17:30　（英）8月ILO方式失業率
前回：6.2％　予想：6.1％　結果：6.0％
★★★★
17:30　（英）8月雇用者数増減
前回：+7.4万人　予想：+3.0万人　結果：+4.6万人
★★★★
21:30　（米）10月NY連銀製造業景気指数
前回：27.54　予想：20.00　結果：6.17
★★★★
21:30　（米）9月小売売上高（前月比）
前回：+0.6％　予想：-0.2％　結果：-0.3％
★★★★
21:30　（米）9月小売売上高（除自動車）（前月比）
前回：+0.3％　予想：+0.2％　結果：-0.2％
★★★★
21:30　（米）9月小売売上高（除自動車・ガソリン）（前月比）
前回：+0.5％　予想：+0.3％　結果：-0.1％
★★★
21:30　（米）9月PPI（前月比）
前回：±0.0％　予想：+0.1％　結果：-0.1％
★★★
21:30　（米）9月PPI（前年比）
前回：+1.8％　予想：+1.8％　結果：+1.6％
★★★
21:30　（米）9月PPIコア（除食品・エネ）（前月比）
前回：+0.1％　予想：+0.1％　結果：±0.0％
★★★
21:30　（米）9月PPIコア（除食品・エネ）（前年比）
前回：+1.8％　予想：+1.8％　結果：+1.6％


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【今日の戦略】
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★━　ポイント　━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：NYダウの続落、米利回りの低下
△強気材料：ショートカバーが入りやすい
◆ドル円は105.27円まで下押し
◆米10年債利回りは2.127%、一時1.990%まで下げる
◆ドルストレートは上昇、クロス円も上昇（ポンド円とカナダ円以外）
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆23時に米10月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は時間外で-400円安の14675円
☆株安ドル安だが、ショートカバーも入りやすいか
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＜NYダウが、一時ｰ460ドル安の暴落＞
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昨晩発表された米9月小売売上高や9月PPIが予想を下回ったうえ、NYダウが一時-460ドルの大暴落となったため、ドル円も105.27円まで下押ししました。


ただ、引けにかけて急速に買い戻され、NYダウは-173ドル安、ドル円も105円台後半まで戻しています。


私は月初から東京ガソリンの先物を空売り（分かりやすく言うと、ドル円と原油のショート）しており昨晩利食ったのですが、暴落前からの売り方からすると「もういいや」といった感じ。（+14,365,282円）

▼管理人の決済明細
（注文回数は2回なのですが、板が薄いため細切れで約定しています）



NYダウは17250ドルの高値から約8％下落、今後、今回の下落による追証売りが来週前半にかけて出たあとは、いったん落ち着くのではないかと予想します。

とはいえ、再来週はQE3終了となるため、難しい局面となっています。


日経平均先物は時間外でｰ400円安の14675円となっていますが、下値ではショートカバーが入りやすいと思われます。


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＜ドル売りが進み、ドルストレートとクロス円は上昇＞
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冴えない米経済指標や米国株の下落を受けて、米10年債利回りは2.127%、一時1.990%まで下げました。

▼米10年債利回り



これを受けてドル売りが進み、ドル円が105円台へ下落した反面、ユーロドルは1.2883、ポンドドルは1.6065、豪ドルドルも0.8856まで上昇しています。


そのため、ドル円が下落したにもかかわらずクロス円はむしろ前日終値プラスとなっており、ドル安が顕著となりました。（ポンド円とカナダ円は除く）


NYダウは安値から反転したものの、米利回りが2.100%台ではドル円の上昇は望めず、しばらく調整が続きそうです。

しかし、テクニカル的には第1目標としていた50日移動平均線の106.00円を達成、続いて75日や90日移動平均線を試す可能性もあるものの、株と同じくこのあたりからショートカバーが入りやすくなると思われます。

▼ドル円（日足）



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＜ドル円　オーダー状況＞
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108.90-9.00円 断続的に売り厚め
108.80円 売り本邦勢ほか
108.50円 売り厚め
108.20-40円 断続的に売り
108.00円 売り
107.60円 超えるとストップロス買い
107.50円 売り輸出勢
107.00円 売り
106.50円 売り

106.08円 10/16　4:59現在（高値107.50円　-　安値105.20円）

105.50円 買い
105.20円 買い
105.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
104.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
104.20円 割り込むとストップロス売り大きめ


NYダウが安値から急速に戻した部分を、日本株はどのように表現してくるのか見極めたいところ。

時間外ではすでにｰ400円下落していますが、下値でショートカバーが入るようだと、ドル円も買戻し優勢になる可能性があります。



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【経済指標】
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★★★★
18:00　（欧）9月CPI（前月比）
前回：+0.1％　予想：+0.4％
★★★★
18:00　（欧）9月CPI＜確報値＞（前年比）
前回：+0.4％　予想：+0.3％
★★★★
18:00　（欧）9月CPIコア＜確報値＞（前年比）
前回：+0.7％　予想：+0.8％


21:30　（米）新規失業保険申請件数
前回：+28.7万件　予想：+29.0万件
★★★
23:00　（米）10月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
前回：22.5　予想：19.7