🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

【決算前プレビュー】アップル、株価に見合う業績を叩き出せるか?

発行済 2019-10-30 18:33
更新済 2023-07-09 19:31
GOOGL
-
AAPL
-
AMZN
-
GOOG
-

・10月30日引け後に第4四半期(7-9月期)決算報告発表

・予想売上高:62億9400万ドル

・予想EPS:2.83ドル

アップル (NASDAQ:AAPL)の2019年の業績は期待を上回るものとなりそうだ。売上見通しの改善に下支えされ、同株は年初来で約50%高となり、アルファベット (NASDAQ:GOOGL)やアマゾン (NASDAQ:AMZN)をアウトパフォームしている。

8月以降から続くアップルの強気相場は、30日の第4四半期決算を経て、より勢いを増す可能性がある。

アップル

アナリストは、アップルの売上について上方修正している。当初は、同社売上の約50%を占めるiPhone事業の不振を受けて、厳しい予想が多く見られた。

iPhone11

先月発売されたiPhone11の成功を鑑みると、同社に対する悲観的な予想は信用すべきでない。ファクトセットによると今年度のiPhone出荷数に関するアナリスト予想は、iPhone11が9月20日に発売されて以来、300万台増加している。

他方、同社をめぐる不確実性は一部減退している。例えば、米中貿易戦争は合意に向かって著しい進歩を遂げている。同社は中国に多くのサプライチェーンを抱えている上、中国は世界有数のiPhone販売量を誇っている。その他の好材料としては、同社がiPhone以外の収益源を拡大していることが挙げられる。

第2四半期における同社のウェアラブル、ホームおよびアクセサリーカテゴリーの売上は48%増の55億ドル超となった。これは、iPhoneの需要低迷を相殺できると考えられる。さらなる好材料としては、2020年の5GによるiPhoneの買い替え需要が考えられる。

ジェフリーズ・グループのアナリストであるKyle McNealy氏によると、多くのアナリストは5Gがアップルにもたらす影響を保守的に見積もり過ぎているとのこと。これらの好材料に下支えされて、28日の同株は過去最高値である249.05ドルを記録した。同社は1月の安値から70%以上回復しており、時価総額は1兆ドルを上回っている。

総括

アップルの現在の強気相場は、ファンダメンタルズが伴っており、我々の見解とも一致している。さらに、同社は自社株買いや増配を繰り返しており、長期投資家にとって魅力的な投資先と言える。30日の決算発表を経て、この強気相場はより強固なものになる可能性がある。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます