●相場解説
前回の解説(11/10)では、ワクチンの報道で急騰したものの、
長期トレンドを転換するほどの上昇ではない事を指摘致しましたが、
やはり上値が重く戻される格好に。
本日の相場でも円高圧力が強くなっており、
105円を割り込んできましたね。
ただ、10時30分現在の価格は、
急騰した翌日の11/10安値水準となっており、
テクニカル面では25日移動平均線の水準。
ここでいったん下げ止まって反発するかもしれませんが、
環境はリスク回避。
このまま安値を切り下げて、
11/9の急騰から形成した持ち合い相場から
トレンドの変化が確認できるようであれば、
売り注文を出したいと考えています。
【日足チャート】
【1時間足チャート】
なお、OANDAJPANのポジション状況は、
105円台はもちろん、106円、107円、108円…と、
現時点では未決済の買いポジションが目立っています。
そのため、これから下げが継続した場合、
買いポジションをロスカット(損切り)させる動きが出やすく
ズドン、ズドン、と素早く下げる可能性もありますので、
ポジション管理には十分ご注意下さい。
【OANDAJPAN 10時30分現在ポジション状況】
また、再び目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
16:00 [ドイツ] 10月卸売物価指数
16:45 [フランス] 10月消費者物価指数
19:00 [ユーロ] 9月貿易収支
19:00 [ユーロ] 7-9月期四半期域内総生産
22:30 [アメリカ] 10月卸売物価指数
24:00 [アメリカ] 11月ミシガン大学消費者態度指数
25:00 [イギリス] ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言