【FX】12/3 ポンド円のトレードポイント

昨日は夕方から上値を伸ばし、一時140.44まで到達。
前日高値を更新し、141円を目指すかといった場面でしたが、
このタイミングで瞬時に急落。

ＥＵバルニエ首席交渉官が「交渉に進展がない」
「合意なき離脱になる可能性がある」と発言した事が嫌気され
価格が139円半ばまで下に飛びました。

その後もズルズルと下げが続き、138.89まで売られましたが、
ＮＹ市場で反発。再び139円台後半まで回復して今に至ります。

なお、テクニカル面では価格が各移動平均線をクリアしており、
底堅い環境が継続しているものの、140円台が上値抵抗となっており、
11/11の相場も140.29で戻されその後137円台まで下げていますので、
買うには140円台の高値を切り上げてから検討したいと考えています。


【日足チャート】



逆に、昨日の流れを引き継ぎ弱い動きが続いた場合は、
11/19安値（137.19）の切り下げに注目。

達成した場合は、11月以降のフォーメーションがＷトップ形成となり、
ネックラインを割り込む事でトレンドが下げ転換となりますので、
売り目線で対応予定です。

以上の事から、現時点では137円～140円台の持ち合い相場から
どちらに振れるか？トレンドの変化を確認して売り買いの判断を
行っていきたいと考えています。

また、値動きに目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。


●今日の経済指標

17:50     [フランス]    11月サービス部門購買担当者景気指数
17:55     [ドイツ]    11月サービス部門購買担当者景気指数
18:00     [ユーロ]    11月サービス部門購買担当者景気指数
18:30     [イギリス]    11月サービス部門購買担当者景気指数
19:00     [ユーロ]    10月小売売上高
21:30     [アメリカ]    11月チャレンジャー人員削減数
22:30     [アメリカ]    前週分新規失業保険申請件数
23:45     [アメリカ]    11月サービス部門購買担当者景気指数
23:45     [アメリカ]    11月総合購買担当者景気指数
24:00     [アメリカ]    11月ＩＳＭ非製造業景況指数