昨日は、東京市場で日銀に関する報道(長期金利変動幅を拡大、
ETFの買入は市場の混乱時のみとするなど)があり、株安円高に。
ドル円は一時108.62まで下げる場面があったものの、
その後は買い戻され底堅い動きとなっていますね。
ただ、クロス円は反落。
中でもポンド円や豪ドル円は
当日の上昇幅を戻して日足で上ヒゲを形成。
高値圏で上昇一服の状態となっていますので、
調整の動きに注意が必要です。
特に、本日は日銀のイベントを控えていますので、
昨日報道された内容が決定されるのか?
黒田総裁の会見でどのような発言をするのか?
内容次第で動きが出る可能性もあるでしょう。
そのため、今後直近安値を切り下げて
目先のトレンドに変化が現れるようであれば、
それぞれ売り注文を発注したいと考えています。
【ポンド円 4時間足チャート】
【豪ドル円 4時間足チャート】
もちろん、日銀会合の結果で目新しい事が何事もなく
相場も底堅い動きが続く可能性もありますが、
市場ではNYダウや日経平均も下げに転じており、
特に原油は昨日7%を超える急落。
何かが崩れ始めて為替相場の動きに影響が出る事もありますので、
引き続き警戒しながら対応したいと考えています。
またトレンドなど目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
未定 [日本] 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
09:01 [イギリス] 3月GFK消費者信頼感調査
09:30 [オーストラリア] 2月小売売上高
15:30 [日本] 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
16:00 [ドイツ] 2月生産者物価指数