昨日はISM製造業景況指数など米指標が予想より悪くドル売りに。
ドル円は日中の上げ幅が全戻しとなり109円の節目を割り込み。
一時108.89まで反落しましたが、
本日東京市場では再び109円台を回復してきましたね。
ドル円の見方につきましては昨日解説させて頂いた通りですが、
クロス円はどうか?
ユーロ円も昨日の相場で一時132円台まで上値を伸ばすも
NY市場にかけて上げ幅がほぼ戻され日足で上ヒゲを形成。
上げ続けているからと言って安易に飛び乗ると
こういった戻りに巻き込まれる可能性(リスク)がありますので、
注意しなければなりません。
ただ、長期のトレンドは上。
昨日の戻りも長期で見た場合は調整の範囲内に過ぎませんので、
トレードは買い目線で注目。
もう一下げした際には押し目買いを行いたいと考えています。
【ユーロ円 日足チャート】
ただし、昨日もコメントさせて頂いた通り、5月はセルインメイ。
NYダウなど株価指数が下がり為替相場も円高に振れるなど
トレンドが一変する可能性も頭に入れておく必要があります。
また、新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るっており、
感染拡大やワクチン接種など、状況次第では
値動きに影響も出てきますので報道などにも注意が必要です。
いずれに致しましても、何か目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
[日本] 休場
13:30 [オーストラリア] 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
15:45 [フランス] 3月財政収支
17:30 [イギリス] 4月製造業購買担当者景気指数
17:30 [イギリス] 3月消費者信用残高
17:30 [イギリス] 3月マネーサプライM4
21:30 [アメリカ] 3月貿易収支
23:00 [アメリカ] 3月製造業新規受注