Rigetti Computing、108量子ビットシステムを2026年第1四半期末に延期
10月20〜24日の週、為替市場では円が全面安となった。ドル円は150円台半ばで始まり、153円台を回復。スイスフラン円は史上最高値を更新し、ユーロ円やポンド円も年初来高値を塗り替えた。一部で「財政悪化による悪い金利上昇」との報道があったが、20年・30年国債入札では需要が堅調で、実際には健全な金利上昇と言える。足元の長期金利上昇は、日銀の国債保有残高減少に伴うタームプレミアムの拡大が主因とみられる。
日銀の利上げ観測は低下しており、今週の政策決定会合での利上げ織り込みは1割程度にとどまる。インフレ定着と実質金利の低下を背景に、株高やリスク選好の円売りが円安圧力を強めている。政府はドーマー定理を意識し、名目成長率を金利より高く維持することで債務の持続性を保つ姿勢を示しており、財政出動と金利抑制の両立をめざす構えだ。
国内CPIは総合・コアともに伸びが再び拡大に転じ、インフレは粘着的な傾向を示している。実質金利がマイナス圏にとどまる中、円安基調は続きやすい。今週はFOMCでの利下げと量的引き締め(QT)停止、日銀会合では政策据え置きが見込まれる。トランプ大統領の円安牽制発言や米中サミットの進展次第では変動もあり得るが、総じてドル円は155円近辺が上値メドとなり、150円割れは押し目買いの水準として意識されそうだ。
詳細は以下の動画をご覧ください。
