米国のイラン攻撃で和平期待が後退、金価格が下落
- 今年は「5月に売って相場を離れろ」が裏目に出るかもしれない
- 季節性に左右されにくい銘柄とは?
- 今後数ヶ月で市場を上回る可能性を秘めた厳選9銘柄を紹介
5月に入り、ウォール街の有名な格言「Sell in May and Go Away」が再び話題になっている。5月に株を売り、夏は現金で様子見し、10月頃に買い戻すという単純な戦略だ。
実際、1945年以降のデータを見ると、S&P 500の5月〜10月のリターンは平均約2%にとどまる一方、11月〜4月は約7%と大きな差がある。
しかし2026年は様相が異なる。S&P 500とNASDAQはともに史上最高値で5月を迎えた。背景には好調な決算シーズンがある。
決算で予想を上回った企業は約84%と、ここ数年で最高水準を記録。利益成長率も前年比27%超と力強く、通年では21%以上の成長が見込まれている。
こうした状況下で、「5月だから」という理由だけで売却すれば、勢いのある上昇相場を取り逃す可能性がある。
もちろんリスクも存在する。地政学的緊張は続いており、インフレ率はFRBの目標を上回ったまま。バリュエーションも長期平均を超え、割安とは言い難い水準だ。
投資を継続するなら、銘柄選びが鍵となる。ファンダメンタルズが堅固で、バリュエーションが妥当、アナリストの支持も厚い企業に絞りたい。
市場を上回る可能性のある9銘柄
Investing.comのスクリーナーを活用し、季節性に左右されず、下値リスクが限定的かつ上昇余地のある米国株を抽出した。スクリーニング条件は以下の通り:
- 市場:米国
- 時価総額:100億ドル超
- InvestingProフェアバリューに基づく上昇余地:30%以上
- アナリスト平均目標株価に基づく上昇余地:30%以上
- 財務健全性スコア:2.5超
- 成長健全性スコア:3/5以上
- キャッシュフロー健全性スコア:3/5以上
この条件で9銘柄が浮上した:
これらの銘柄は財務健全性スコアが高く、フェアバリューに対して32.2%〜48.4%のディスカウントで取引されている。アナリスト予想では30.4%〜92.5%の上昇余地があるとされる。
これらの銘柄には以下が含まれます:
1.DexCom
DexCom (NASDAQ:DXCM) は、糖尿病患者向け持続血糖モニタリングシステムの世界的リーダー。従来の指先穿刺に代わる技術として需要が拡大している。
4月30日発表の2026年第1四半期決算では、調整後EPSが0.56ドル(予想0.47ドル)、売上高が11.9億ドル(前年比15%増)と好調。通期ガイダンスを維持しつつ営業利益率見通しを引き上げ、経営陣の自信がうかがえる。現在の株価はアナリスト平均目標株価86.88ドルを下回っている。
2.ResMed
ResMed (NYSE:RMD) ResMedは、睡眠時無呼吸症候群や慢性肺疾患向け治療機器の世界最大手。ハードウェアとクラウドソフトウェアを組み合わせたビジネスモデルで、安定した収益基盤を築いている。
2026年度第3四半期(4月30日発表)は、EPSが2.86ドル(予想2.79ドル)、売上高が14.3億ドル(前年比10.8%増)、粗利益率は62.2%に改善。Royal Bank of Canadaは目標株価を321ドルに引き上げ、アウトパフォーム評価を継続した。
なお、リスト内の他の銘柄は、フェアバリュー基準でさらに大きな上昇余地を示している。
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本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘や助言には該当しない。投資判断とそれに伴うリスクは読者自身の責任となる。

