昨日の為替は各通貨、まちまちの動きとなりました。 方向感のない分かりづらい値動きでした。
今週は注目のFOMCがありましたが、出口戦略も国債買取り増額の話もなく材料視しにくい内容となっています。
FRBも現状をもう少し見極めたいので、体勢をニュートラルにしてきています。 状況に合わせてどちらにも舵を切れるようにしているようです。
ただ、これ以上の財政出動は米国民の8割以上の反対もあるので難しそうです。 必然的に今のインフレ政策は縮小せざるおえないかと思います。
為替ですが、バブル相場はまだ終わっていないし、中国の資源に対する需要もあるので、クロス円、特に資源国通貨である豪ドルは堅調に推移するかと思います。
でも、中国の好調さも内需頼みなので、力強さに欠けます。 ユーロ・円などももみ合いの動きを見せてきているので、豪ドル・円を含むクロス円はもみ合い相場に移行していくかと言う感じがします。
クロス円は下落リスクは少ないかと思いますが、上値を追う力強さも勢いが無くなってきています。 来週からの相場はFRBを見習って体勢をニュートラルにしてのぞんでいきたいですね!