【ブラジル】ボベスパ指数 50864.77 +1.94% 31日のブラジル株式市場は反発。
主要指標のボベスパ指数は前日比967.37ポイント高(+1.94%)の50864.77で取引を終えた。
49892.29から50894.51まで上昇した。
指数構成銘柄での値上がりは59、値下がりは7であった。
ブラジル中銀が、29日の政策金利引き上げをもって、利上げ打ち止めを示唆したことが、引き続きブラジル株の買い材料なった。
通貨レアル安が進み(対米ドルで3.43台まで下落)、輸出系企業が株高となったことも、ボベスパ指数の押し上げにつながった。
また、一部食品系などの企業決算が好調だったことも好感されたもよう。
【ロシア】MICEX指数 1669.00 +1.97% 31日のロシア株式市場は続伸。
主要指標のMICEX指数は前日比32.28ポイント高(+1.97%)の1669.00で取引を終了した。
1630.18から1669.00まで上昇し、高値引けとなった。
ロシア中央銀行が31日の金融政策決定会合で、政策金利を0.50%引き下げて、11.00%にすることを決定した。
それは市場予想に沿った利下げだったが、その後、通貨ルーブル安が大きく進んだことから(対米ドルで61台まで下落)、輸出系企業が収益拡大期待から株高となり、MICEX指数の上昇をけん引するかたちになった。
【インド】SENSEX指数 28114.56 +1.48% 7月31日のインドSENSEX指数は3日続伸。
前日比409.21ポイント高(+1.48%)の28114.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.32%(111.05ポイント)高の8532.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。
外資の投資規制が大幅に緩和されていることが支援材料。
地元メディアによると、政府は外資の投資上限49%の適用分野を信用情報会社や電力、株式取引などに拡大したという。
また、こうした分野への投資は政府への事前申請は不要になる。
【中国本土】上海総合指数 3663.73 -1.13% 31日の中国本土マーケットは値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比42.04ポイント安(-1.13%)の3663.73ポイントと続落した(一時は2.31%安)。
業種別では、空運株の下げが目立つ。
中国国際航空(601111/SH)が連日でストップ安。
石油株もさえない。
ITハイテク関連株や軍事関連株、自動車株、発電設備株なども売られた。