(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5971.01(‐25.35)
前営業日終値 5996.36(‐12.56)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 6914.19(‐81.28)
前営業日終値 6995.47(+23.37)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3850.76(‐39.89)
前営業日終値 3890.65(+31.93)
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<ロンドン株式市場> 続落。薄商いのなか銀行・エネルギー株に売りが出て、指数は
6000ポイントの大台からさらに遠ざかった。
出来高は90日移動平均の約3割にとどまった。
銀行株ではHSBC
1.0%安。ユーロ圏債務へのエクスポージャーをめぐる懸念が根強い。
銀行セクター全体の今年の成績は1.2%の値上がりにとどまっており、昨年の23%
上昇と比較して大きく見劣りしている。
米原油先物が下落したことからエネルギー株にも売りが出た。BGグループ
0.9%安となった。
<欧州株式市場> 反落して終了した。中国経済の成長とユーロ圏債務問題に対する懸
念が相場の頭を重くした。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は14.43ポイント(1.26
%)安の1128.55。1日の下げとしては今月に入ってから最大となったものの、
12月の上昇は1カ月としては3月以来の大きさとなる見通し。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は34.19ポイント(1.20%)安
の2807.04。
この日も取引は薄く、BGCキャピタルパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウ
ィールドン氏は「これほど薄商いだったことは記憶にない」と述べた。
この日は上昇して寄り付いたものの、HSBCが同日発表した12月の中国購買担当者
景気指数(PMI、季節調整済み)が54.4と、11月の55.3から低下し、3カ月
ぶりの低水準となったことを受け、下落に転じた。
バークレイズ・ウエルスのストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は、先進国における株
価の上昇見通しは、中国経済の成長とこれまで以上に連動を強めていると指摘。このため
市場では、中国の経済成長がどの程度持続可能なものかを見極めるために、同国の経済指
標が今後さらに注目を集めることになるとの見方を示した。
この日発表された米国の経済指標では、週間新規失業保険週間申請件数が約2年ぶりの
低水準となり、シカゴ地区購買部協会がまとめた12月の景気指数は22年ぶりの水準に
改善した。ただ、欧州株式市場の下落圧力は強く、上昇に転じる勢いはなかった。
原油価格の下落を受け、石油関連株が売られた。トタル >はそれぞれ約1%下落した。 一方、ノルウェーの肥料大手ヤラ・インターナショナル が見舞われている寒波により、道路に積もった雪を溶かすための塩の需要が増えるとの連 想から買われた。 [東京 31日 ロイター]