[ワシントン 24日 ロイター] - 米商務省が24日に発表した9月の新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)は、年率換算で前月比0.7%減の70万1000戸となり、市場予想と一致した。前月比の価格下落率が5年ぶりの大きさだったが、在庫不足が重しとなり販売が抑制された。
9月は前年比で15.5%増。8月は70万6000戸と、当初発表の71万3000戸から下方改定された。
価格中央値は29万9400ドルと前年比8.8%下落。前月比では7.9%下落し、2014年9月以来の大幅な下落率となった。
地域別では、販売の大半を占める南部が0.2%減。西部が3.8%減となったほか、北東部も2.8%減少した。ただ中西部は6.3%増加した。
在庫は32万1000戸と、前月比0.6%減。販売ペースに対する在庫期間は5.5カ月分と、前月から横ばいだった。
9月は販売された新築住宅の約65%が建設中かまだ着工されていなかった。