週末に下落した米国市場は昨晩も戻り鈍い動きとなっている。
これを映して連休明けの東京市場も売り先行の展開となろうが、その後も、本日からスタートする日銀決定会合やFOMCの結果を見極めたいとして、積極的な押し目買いの動きなどは期待しにくい。
先週末にかけて反転した銀行株の動向などが注目も、ドイツ銀の動向懸念などが警戒材料となってこよう。
全般的にポジション調整の動きにとどまろうが、短期的には内需系ディフェンシブが優位な状況とみられよう。
手掛かり材料が乏しいなか、訪日客増加に向けたインフラ整備や規制緩和の動きを進めるとの報道が伝わっている。
インバウンド関連全般に与える影響は限定的だろうが、通訳や港湾整備など一部の関連銘柄には関心が向かう余地もあろう。