【ブラジル】ボベスパ指数 64389.02 +0.99％休み明けとなる24日のブラジル株式市場は続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比628.40ポイント高(+0.99％)の64389.02で取引を終えた。
64753.68まで上昇した後、一時63761.21まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。
仏大統領選を巡る不安感の後退に伴う欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。
国内では、景気の底打ち観測が高まっていることが引き続き好感された。
【ロシア】MICEX指数 1979.57 +1.79％
24日のロシア株式市場は3日続伸。
主要指標のMICEX指数は前日比34.85ポイント高(+1.79％)の1979.57で取引を終了した。
1979.76から1954.31まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。
仏大統領選を巡る不安感が後退し、リスク選好の動きが高まった。
また、ブレント原油先物が下げ止まっていることも支援材料となった。
国内では、利下げ期待が高まっていることが引き続き好感された。
4月28日に開催される金融政策決定会合では、利下げが実施されると期待されている。
【インド】SENSEX指数 29655.84 +0.99％
24日のインドSENSEX指数は反発。
前日比290.54ポイント高(+0.99％)の29655.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同98.55ポイント高(+1.08％)の9217.95で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
成長ペースの加速観測が支援材料。
アルン・ジャイトリー財務相はこのほど、2017年度（18年3月まで1年間）の成長率について、前年度の7.1％から7.5％まで加速するとの見通しを示した。
【中国本土】上海総合指数 3129.53 -1.37％
週明け24日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比43.62ポイント安（-1.37％）の3129.53ポイントと3日ぶりに反落した。
約3カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
金融当局の監督強化スタンスなどを嫌気。
中国銀行業監督管理委員会はこのほど、「各企業による相互保証は貸し倒れリスクが高まる恐れがある」とし、実態調査を進めるよう各行に指示した。
また、「中国の各商業銀行が抱える不良債権の額は、公表数字を大幅に上回っている可能性が高い」とする専門家の見方が報じられている。