11日のドル・円相場は、東京市場では114円11銭から114円37銭で推移。
欧米市場ではドル・円は一時113円46銭まで反落し、113円86銭で取引を終えた。
本日12日のドル・円は主に113円台後半で推移か。
米金利先高観は後退していないが、欧米株安を意識してリスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される可能性がある。
英中央銀行金融政策委員会(MPC)は11日、金融政策の現状維持を決定し、円滑な欧州連合(EU)離脱が実現できれば、英経済は今後数年間、底堅い成長ペースを維持するとの見解を表明した。
このため、政策金利は市場予想よりも早い時期(2019年終盤以前)に引き上げる必要が生じる可能性があるとの見方を示した。
インフレ見通しについては2017年終盤に2.8%を上回る水準まで上昇し、ピークに達すると予想している。
カーニー英中銀総裁はインフレ見通しについて、「賃金が物価に追いつかず、所得の実質の伸びはマイナスになる」と予想している。
英中銀は2017年のGDP成長見通しを前回2月の+2.0%から今回は+1.9%に引き下げており、11日の欧米市場ではポンド売りが優勢となった。
ただ、EUからの円滑な離脱への期待が高まった場合、ポンド相場の過度の先安観は後退し、リスク選好的なポンド買いがやや強まる可能性は残されている。
欧米市場ではドル・円は一時113円46銭まで反落し、113円86銭で取引を終えた。
本日12日のドル・円は主に113円台後半で推移か。
米金利先高観は後退していないが、欧米株安を意識してリスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される可能性がある。
英中央銀行金融政策委員会(MPC)は11日、金融政策の現状維持を決定し、円滑な欧州連合(EU)離脱が実現できれば、英経済は今後数年間、底堅い成長ペースを維持するとの見解を表明した。
このため、政策金利は市場予想よりも早い時期(2019年終盤以前)に引き上げる必要が生じる可能性があるとの見方を示した。
インフレ見通しについては2017年終盤に2.8%を上回る水準まで上昇し、ピークに達すると予想している。
カーニー英中銀総裁はインフレ見通しについて、「賃金が物価に追いつかず、所得の実質の伸びはマイナスになる」と予想している。
英中銀は2017年のGDP成長見通しを前回2月の+2.0%から今回は+1.9%に引き下げており、11日の欧米市場ではポンド売りが優勢となった。
ただ、EUからの円滑な離脱への期待が高まった場合、ポンド相場の過度の先安観は後退し、リスク選好的なポンド買いがやや強まる可能性は残されている。