こう着感の強い相場展開が続こう。
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り政策金利が引き上げられた。
イエレンFRB議長は、足元の物価上昇ペースの減速を認めた一方で、中期的なインフレ目標の達成には楽観的な見通しを示し、残り年1回の追加利上げ見通しを維持しており、予想通りの内容だった。
一方で原油先物相場が下げているほか、ハイテク株の戻りが続かなかったこともあり、イベント通過とは言え不安定な展開になりやすい。
また、ワシントン郊外で共和党下院議員が負傷する銃撃事件が発生したことも、手控え要因になりやすい。
ハイテク株の底打ちが確認出来ないとしても、米金融改革への思惑から金融株への資金シフトが起こるようであれば、相場の先高観は後退しないだろう。
ただし、金融株へのシフトも見極めが必要であり、模様眺めムードにつながりやすい。
その為、こう着感の強い相場展開のなか、個人主体の中小型株物色は続こう。
調整一巡感の出てきた銘柄や、長期的にボトム圏で推移している銘柄などには、きっかけ次第で短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。
その他、格上げ等が観測されているところでは、味の素(2802)、伊藤忠(8001)、三井物(8031)、住友商(8053)、第一生命(8750)、ソニーFH(8729)、太陽誘電(6976)、ファナック(6954)が注目される。
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り政策金利が引き上げられた。
イエレンFRB議長は、足元の物価上昇ペースの減速を認めた一方で、中期的なインフレ目標の達成には楽観的な見通しを示し、残り年1回の追加利上げ見通しを維持しており、予想通りの内容だった。
一方で原油先物相場が下げているほか、ハイテク株の戻りが続かなかったこともあり、イベント通過とは言え不安定な展開になりやすい。
また、ワシントン郊外で共和党下院議員が負傷する銃撃事件が発生したことも、手控え要因になりやすい。
ハイテク株の底打ちが確認出来ないとしても、米金融改革への思惑から金融株への資金シフトが起こるようであれば、相場の先高観は後退しないだろう。
ただし、金融株へのシフトも見極めが必要であり、模様眺めムードにつながりやすい。
その為、こう着感の強い相場展開のなか、個人主体の中小型株物色は続こう。
調整一巡感の出てきた銘柄や、長期的にボトム圏で推移している銘柄などには、きっかけ次第で短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。
その他、格上げ等が観測されているところでは、味の素(2802)、伊藤忠(8001)、三井物(8031)、住友商(8053)、第一生命(8750)、ソニーFH(8729)、太陽誘電(6976)、ファナック(6954)が注目される。