こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
6/21付の「DailyOutlook」では、原油価格について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『明日22日にOPEC総会がウィーンで開催される。
続く23日にはOPEC産油国に加えて、ロシアなど非OPEC産油国も参加しての閣僚会合が開かれる予定。
米国のイラン核合意離脱・経済制裁再開によるイラン産原油減少などを受けて、協調減産の緩和が議論される』と伝えています。
続けて、原油価格維持への思惑も根強く、総会での合意内容は流動的とみられることを挙げ、『原油価格が株価に影響する業種は、注意が必要である。
価格上昇が総じてメリット(販価上昇)になる「エネルギー資源」、「商社・卸売」、逆に価格下落がメリット(コスト低下)になる「運輸・物流」、「素材・化学」などが好例である。
他の株価変動要因もあり、原油価格だけが株価を決めるわけではない』と分析しています。
さらに、『石油元売りや資源開発は比較的連動性が高いが、人手不足による運賃上昇が起きている陸運、好配当利回りが株価を下支えする大手商社、などの株価は堅調な動きとなっている。
しかし、注目イベントだけに、当面は原油価格動向を注視したい』とまとめています。
最後にレポートでは、『WTIと主要業種別株価指数の動き』をグラフにして紹介しています。
詳しくは6/21付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜