[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;22264.11;-223.83TOPIX;1679.90;-12.51
[後場の投資戦略]
新興市場ではマザーズ指数が3日続落している。
25日移動平均線を支えに下げ渋る動きを見せているが、台風21号や北海道胆振東部地震といった大規模な災害が相次いだため、個人投資家のマインド悪化は避けられないところだろう。
また、日経平均寄与度の大きいところでは、市況悪化懸念の台頭で半導体関連株が売られているうえ、訪日外国人客(インバウンド)の減少懸念から値がさの内需関連株も軟調な展開が続いている。
海外情勢を見ても、トランプ米大統領が安倍首相との良好な関係を示す一方で、通商問題には強硬姿勢で臨むことを匂わせており、自動車を中心とした輸出関連株は手掛けづらい。
米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の行方や今晩発表される米8月雇用統計の内容を見極めたいとの思惑もあるだろう。
資金が向かう先は災害復旧や防災対策に関連する銘柄、レーティング等の引き上げが観測された銘柄などに限られ、後場も買い手控えムードの強い相場展開が続きそうだ。
(小林大純)
日経平均;22264.11;-223.83TOPIX;1679.90;-12.51
[後場の投資戦略]
新興市場ではマザーズ指数が3日続落している。
25日移動平均線を支えに下げ渋る動きを見せているが、台風21号や北海道胆振東部地震といった大規模な災害が相次いだため、個人投資家のマインド悪化は避けられないところだろう。
また、日経平均寄与度の大きいところでは、市況悪化懸念の台頭で半導体関連株が売られているうえ、訪日外国人客(インバウンド)の減少懸念から値がさの内需関連株も軟調な展開が続いている。
海外情勢を見ても、トランプ米大統領が安倍首相との良好な関係を示す一方で、通商問題には強硬姿勢で臨むことを匂わせており、自動車を中心とした輸出関連株は手掛けづらい。
米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の行方や今晩発表される米8月雇用統計の内容を見極めたいとの思惑もあるだろう。
資金が向かう先は災害復旧や防災対策に関連する銘柄、レーティング等の引き上げが観測された銘柄などに限られ、後場も買い手控えムードの強い相場展開が続きそうだ。
(小林大純)