1323GMT 23日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
24日終値 前営業日終値
株 FT100 4279.98(+ 49.96) 4230.02
クセトラDAX 4836.01(+128.86) 4707.15
金 現物午後値決め 933.50 920.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 98.945 (+0.060) 0.605(0.690)
独連邦債2年物 1.405(1.505)
独連邦債10年物(9月限) 120.37 (+0.14) 3.447(3.468)
独連邦債30年物 4.303(4.306)
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<為替> ドルがスイスフランに対して上昇。スイス中銀が、ドルとユーロに対してス
イスフランの売り介入を行っているとトレーダーが指摘した。
<株式> ロンドン株式市場は反発。米指標を好感し大型鉱山株や銀行が買われ、食品
小売株の下げを相殺した。
5月の米新築住宅販売が予想外に減少したものの、米耐久財受注が予想外に強いに内容
となったことが支援材料となった。
大型鉱山株が引けにかけ相場を押し上げた。ドル安を背景に銅相場が堅調となったこと
が背景。
アングロ・アメリカン
る。エクストラータ
カザキミス
ソーシズ
米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表が待たれる中、銀行株ではバークレイズ
米連邦準備理事会(FRB)は金利を据え置く公算が大きいとみられている。
一方、食品小売りのテスコ
ユニリーバ
統計は、前月と同じ減少ペースとなった。
欧州株式市場は金融株主導で3日ぶりに反発。欧州中央銀行(ECB)による初の期間
1年オペの資金供給額が市場予想を上回る過去最大規模となり、ユーロ圏の景気後退脱却
に寄与するとの期待感が強まった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は19.89ポイント(2.39%)
高の853.56。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は64.98ポイント(2.76%)高の
2418.46。
ECBは初の期間1年の資金供給オペを実施し、1%の固定金利で4422億4100
万ユーロを供給した。供給額はロイター調査による予測中央値の3000億ユーロを上回
った。
銀行セクターの上げが目立った。バークレイズ
イツ銀行
エテ・ジェネラル
金属価格の上昇に伴い鉱山株も買い優勢だった。アングロ・アメリカン
トファガスタ
ズ
なった。
エネルギー株も堅調だった。原油価格が1バレル=69ドル近辺で安定して推移した。
BGグループ
0.3―1.8%高。一方、ロイヤル・ダッチ・シェル
この日の米経済指標は、耐久財新規受注が予想外に強い内容となり市場心理が改善する
一方、新築1戸建て住宅販売が予想外に減少し、景気回復ペースに対する悲観的な見方を
強める結果となった。
個別銘柄では、ノキア
<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)による初めての1年物資金供給を受け、短
期債利回りが低下した。
ECBは期間1年の資金供給オペを実施、1%の固定金利で4422億4100万ユー
ロを供給した。
銀行間貸出の主要指標とみられる3カ月物EURIBOR
なる1.195%をつけた。
ウエストLB(ロンドン)のストラテジスト、ジョン・デービス氏は「金利は恐らく今
後最低1年は抑えられ、ECBの利上げもないと思われる」と語った。
独連邦債2年物
後1.4%近辺で推移した。独連邦債10年物
2・10年物の利回り格差は一時208bpに拡大した。
独連邦債先物9月限
こうしたなか、市場では、流動性供給が長期間金利を抑えるかについては見極める必要
があるとの声が聞かれた。
ユーロ圏の高金利政府債はおおむね独連邦債をアウトパフォームし、双方の利回り格差
は縮小した。
[東京 25日 ロイター]