[ソウル 9日 ロイター] - 原油先物価格は上昇している。米中貿易戦争の影響で需要が減退するとの観測が高まる中、石油輸出国機構(OPEC)が価格下支えに向けて生産を抑制するとの見方が広がっていることが背景。
0009GMT(日本時間午前9時9分)時点で、ブレント先物 (LCOc1)は、前日比0.23ドル(0.4%)高の1バレル=57.61ドル。
米WTI先物 (CLc1)は、0.25ドル(0.5%)高の52.79ドル。
サウジアラビアは8月と9月の原油輸出を日量700万バレル以下に抑える構えだ。石油需要が底堅い中、世界的に在庫を減らし、市場の均衡を回復することが狙いという。同国の当局者が明らかにした。