[東京 8日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇し、前日付けた11カ月ぶり高値近辺で推移している。サウジアラビアが自主的な追加減産を発表したことが引き続き相場を支援している。ただ、需要低迷への懸念から上値は重い。
0122GMT(日本時間午前10時22分)時点でブレント先物は0.02ドル高の1バレル=54.40ドル。前日は2月以来の高値となる54.90ドルを付けた。
米WTI先物は0.02ドル高の50.85ドル。前日は0.4%高で終了。2月以来の高値となる51.28ドルを付ける場面もあった。
両先物は週間ベースで約5%高となる見通し。
サウジアラビアは5日、2月と3月の産油量を追加で日量100万バレル自主削減すると発表した。