[ソウル 1日 ロイター] - 韓国政府は1日、電気自動車に利用される非シリコン系パワー半導体などの国内開発を促進する方針を示した。
民間部門と協力し、2025年までに5種類以上のパワー半導体の国内開発・商業化を目指す。炭化ケイ素、窒化ガリウム、酸化ガリウムなど、通常のシリコンよりも効率性・耐久性が高く、小型化が可能な材料を使う。
パワー半導体は扱う電圧や電流が通常の半導体よりも大きい。
韓国政府は、6ー8インチウエハーを国内で受託生産するインフラ整備についても、民間を積極的に支援する計画。
成允模・産業通商資源相は「政府は、まだ初期段階にある次世代パワー半導体市場で先手を打つため、研究開発とインフラ整備を積極的に支援し、強固な産業エコシステムを構築する」と表明した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210401T063626+0000