[北京 19日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(発改委)は19日、コモディティー(商品)価格の監視を強化し、銅、アルミニウム、亜鉛を引き続き国の備蓄から段階的に放出していくと表明した。
金属価格の高騰で国内製造業では原材料コストが上昇。政府は銅などの備蓄を放出し価格抑制を図っている。7月5日には銅2万トン、アルミニウム5万トン、亜鉛3万トンが入札により売却された。
発改委の報道官は記者会見で、入札には200社以上が応札し、市場価格より3─9%程度安い価格で売却されたと説明した。
発改委は、コモディティーの先物・現物市場の監視を強化し、抱え込みなどの不当行為を厳格に取り締まる方針を示した。