40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

世界の石油需要、22年も堅調に 過去最高更新も

発行済 2021-12-24 10:03
更新済 2021-12-24 10:10
© Reuters.  12月23日、2021年の世界の石油需要は、新型コロナ禍からの景気回復に伴い大幅に増加した。テキサス州フリーポートの石油備蓄施設で2020年4月撮影(2021年 ロイタ

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 2021年の世界の石油需要は、新型コロナ禍からの景気回復に伴い大幅に増加した。22年は、温暖化対策で化石燃料使用の削減が進むことが見込まれるが、世界全体の消費量は過去最高に達する可能性がある。

国際エネルギー機関(IEA)によると、22年の原油消費量は日量9953万バレルと、21年の同9620万バレルから増加し、19年の同9955万バレルに迫る見通し。

年初に1バレル=52ドル近辺だった北海ブレント先物価格は、一時1バレル約86ドルまで上昇した。直近は約76ドルとなっている。22年は、供給が予想以上に増えない限り、再び上昇に転じると予想されている。バンク・オブ・アメリカは、低水準の在庫などを理由にブレント先物の22年の平均価格は1バレル=85ドルになると予想している。

一方、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大に伴い多くの国で渡航規制が再び導入されており、航空業界や消費への影響が予想されている。

ゴールドマン・サックスのエネルギーリサーチ部門代表、ダミエン・コルバリン氏は「仮に(オミクロン株が)以前のような感染の波を引き起こせば、2022年第1・四半期の経済成長にマイナスの影響を及ぼすことになる」と指摘。「ただ、その後景気が回復すれば、11月上旬に一時的にコロナ前の水準に達した石油需要は、2022年の大半の期間において最高値を更新する」との見方を示した。

ライスタッド・エナジーの分析部門幹部、クラウディオ・ガリムベルティ氏はカナダ、ノルウェー、ガイアナ、ブラジルが来年供給を拡大すると指摘。米エネルギー情報局(EIA)は、米国の22年の石油生産は平均日量1190万バレルと予想している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます