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2月15日のNY為替概況

発行済 2022-02-16 05:30
更新済 2022-02-16 05:45
© Reuters.
 15 日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円56銭から115円87銭まで上昇し、引けた。

ロシアが一部部隊の基地帰還を発表したほか、プーチン大統領が西側諸国との追加交渉する意向を示したためウクライナ侵攻への警戒感を受けたリスク回避の円買いが後退した。
また、1月生産者物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったため、連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な引き締めを織り込む金利高に連れドル買いも再燃した。



ユーロ・ドルは1.1320ドルまで下落後、1.1368ドルまで上昇して、引けた。
欧州中央銀行(ECB)メンバーのビルロワ・ドガロー仏中銀総裁は、APPを通じた資産購入を第3四半期に終了することが可能だと指摘した。
また、ECBの政策修正はあくまでも正常化であり、引き締めではないと強調。
利上げのタイミングなどの憶測は時期尚早との考えを示したためユーロが伸び悩んだ。


ユーロ・円は131円11銭から131円54銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.3552ドルから1.3487ドルまで下落。


ドル・スイスは0.9227フランまで下落後、0.9274フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・2月NY連銀製造業景気指数:+3.1(予想:11.0、1月:-0.7)・米・1月生産者物価指数(PPI):前月比+1.0%(予想:+0.5%、12月:+0.4%←+0.2%)・米・1月生産者物価コア指数:前月比+0.8%(予想:+0.5%、12月:+0.6%←+0.5%)・米・1月生産者物価指数:前年比+9.7%(予想:+9.1%、12月:+9.8%←+9.7%)・米・1月生産者物価コア指数:前年比+8.3%(予想:+7.9%、12月:+8.5%←+8.3%)

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