[モスクワ 2日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は2日、ロシアは引き続きウクライナの「非軍事化」を目指していると表明すると同時に、ウクライナ領内に決して配備されることがない特定の兵器を明記する一覧表の作成が必要との考えを示した。
ラブロフ外相はアルジャジーラのインタビューに対し「ウクライナに決して配備されることがない兵器を特定する必要がある」と述べた。
また、ロシアはゼレンスキー氏をウクライナの大統領として認めているとし、同氏が安全保障の必要性を表明したことは「前向きな一歩」として歓迎すると表明。「こうした保障についてウクライナ代表団と2回目の交渉を行う用意がある」と語った。
ゼレンスキー大統領は1日、ロイターとCNNの共同インタビューに応じ、ロシアとの有意な和平協議を実施するにはロシアが爆撃を停止する必要があるとの考えを示すと同時に、北大西洋条約機構(NATO)がウクライナの加盟を認めないなら、法的拘束力のある安全保障の提供を要請すると述べた。