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[オスロ 8日 ロイター] - エネルギー調査会社ライスタッド・エナジーは8日、欧米が制裁措置の一環としてロシア産原油の輸入を禁止すれば、原油価格は1バレル=200ドルに上昇するとの見方を示した。
北海ブレント先物は現在、1バレル=129ドル。ロシアがウクライナに侵攻する前の97ドル近辺からすでに大きく値上がりしている。
また、バークレイズも最悪のシナリオでは価格が1バレル=200ドルを超える可能性があると予想した。
ゴールドマン・サックスは、ウクライナ危機により世界が「過去最大のエネルギー供給ショック」に直面する恐れがあるとし、2022年のブレントスポット価格の見通しを98ドルから135ドルに、23年の見通しを105ドルから115ドルに引き上げた。
さらに、ロシアの3月積み荷の半分以上が売れ残ったと報告されており、これが持続すればロシアの原油および石油製品の海上輸出が日量300万バレル減少し、大きな混乱が生じ得ると指摘した。