[ヒューストン 31日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落した。石油輸出国機構(OPEC)メンバーの一角が、石油生産協定からロシアを一時除外する案を検討しているとの米紙報道が材料となった。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、西側諸国の制裁を受けてロシアの生産量不足が見込まれるが、OPECは加盟国に対し正式にこれを補完するよう働きかけてはいない。しかし、一部の湾岸諸国の加盟国は今後数カ月内の増産計画に着手しているもよう。
清算値は、最も取引量の多い北海ブレント先物8月限が2ドル(1.7%)安の1バレル=115.60ドル。米WTI先物は0.40ドル(0.4%)安の114.67ドル。