[ロンドン 6日 ロイター] - 米国のサリバン駐ロシア大使は、ロシアは米大使館を閉鎖すべきでなく、両国は対話を続ける必要があるとの考えを示した。ロシアの国営タス通信が6日、インタビューの内容を伝えた。
ブリンケン米国務長官は先月、米人気歌手テイラー・スウィフトさんのヒット曲「We Are Never Ever Getting Back Together (私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない)」をロシアのプーチン大統領にささげたいと述べている。
この発言について、サリバン氏は「われわれは完全に別れることも絶対にない」と主張した。
大使館が閉鎖される可能性があることを意味しているかとの質問に「それは大きな間違いだと思うが可能性はある」との認識を示した。
「私の理解ではロシア政府は外交関係の断絶についていろいろな形で言及してきた。(しかし)われわれは外交関係を断って対話をやめることはできない」と指摘した。
「米国が大使館を閉鎖せざるを得なくなるのは、業務を続けることが危険になった場合だけだろう」と語った。