[ウィーン 6日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は6日、ウクライナ南東部でロシアの管理下にある欧州最大級のザポロジエ原子力発電所に国際専門家団を派遣することに取り組んでいると述べた。
ザポロジエ原発について、グロッシ事務局長はかねておりロシアの指示でウクライナの要員が働いており安全性のリスクがあると懸念を示していた。
ウクライナ国防省の情報総局は3日、ザポロジエ原発で予備部品が極端に不足しており、運転の安全性が脅かされていると発表した。
グロッシ氏はウクライナ政府の主張に留意しているとし、専門家団の派遣方法を策定していると述べた。