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「サハリン1」操業混乱、数カ月続く見通し=印ONGCビデシュ

発行済 2022-06-14 10:35
更新済 2022-06-14 10:37
© Reuters. インドの石油天然ガス公社(ONGC)の海外事業部門ONGCビデシュは、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、西側の対ロ経済制裁で原油を運ぶタンカーの保

[ニューデリー 13日 ロイター] - インドの石油天然ガス公社(ONGC)の海外事業部門ONGCビデシュは、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、西側の対ロ経済制裁で原油を運ぶタンカーの保険に影響が出ているため、操業の混乱が数カ月続くとの見方を示した。

ONGCビデシュはサハリン1の権益20%を保有している。

© Reuters. インドの石油天然ガス公社(ONGC)の海外事業部門ONGCビデシュは、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、西側の対ロ経済制裁で原油を運ぶタンカーの保険に影響が出ているため、操業の混乱が数カ月続くとの見方を示した。写真は2006年10月、サハリン沖で撮影(2022年 ロイター/Sergei Karpukhin)

米石油大手エクソンモービルのロシア部門は4月、対ロ制裁で原油輸送が困難になっているとして、サハリン1に不可抗力条項を発動していた。

ONGCビデシュのマネジングディレクター、アロク・グプタ氏は「この一時的な混乱は数カ月続く見通しで、そのためサハリンでの生産は抑制されている」と述べた。5月30日のアナリスト会見での発言がONGCのウェブサイトに掲載された。

同氏は「われわれは代替措置を模索しており、今後2─3週間」で状況が正常化することを期待するとも述べた。代替措置の詳細には触れなかった。

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