[イスタンブール/国連/キーウ(キエフ)/パリ 12日 ロイター] - トルコのアカル国防相は12日、同国および、ロシアとウクライナの軍代表が13日に国連の代表とイスタンブールで会合し、ウクライナに滞留する穀物の安全な海上輸送を巡り協議すると明らかにした。
国連のグテレス事務総長は、ウクライナの黒海での穀物輸出の再開に向けた協議について「努力しているが、まだ道半ばだ」とコメントした。
ウクライナ外務省の報道官はロイターに対し、「ウクライナの穀物封鎖を巡る問題は、国連の後押しの下で解消することを提唱する」と語った。
フランスのコロナ外相は仏議会で、4者協議の進展を望むとしながらも、ロシアがこれまでに次から次に条件を提示してきたことを踏まえると、協議が成功するか慎重な見方を崩せないと述べた。