[北京 14日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(発改委)は14日、国内の最大電力(需要のピーク)が12日に過去最高の12億2000万キロワットを記録したと明らかにした。今週は各地で最高気温が記録を更新する猛暑となっている。
発改委経済運行調節局の李云卿局長によると、12日は発電量が278億5400万キロワット時に達した。
発改委は夏のピーク需要を満たすために取り組んでおり、これまでのところ供給は安定していると述べた。
新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)や移動制限を背景に、今年の電力需要は例年よりはるかに緩やかな伸びになると予想されている。
李氏は石炭の産地に可能な範囲での増産を要請しており、発電所には26日分の石炭在庫があることも明らかにした。