[ボゴタ 7日 ロイター] - コロンビアの大統領に7日、グスタボ・ペトロ元首都ボゴタ市長(62)が就任した。同国では左翼ゲリラと政府軍の内戦が長年続いた歴史があり、左派大統領は初めて。
上院議員も務めたペトロ氏もかつては一部の左翼ゲリラに参加。ボゴタでの就任式演説では分断された国の統合を約束し、貧困と格差の問題や気候変動の問題のほか、根深い左翼ゲリラ問題の解決や残る和平交渉再開を進める意向を改めて示した。
米国が主導した長年の麻薬戦争については、この失敗を認めることが肝要だとし、麻薬取引撲滅の国際的な取り組みを新たに進めることを呼びかけた。