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ロシア軍、ウクライナ首都のエネルギー施設空爆 3人死亡

発行済 2022-10-18 17:23
更新済 2022-10-18 23:00
© Reuters.  10月18日、ロシア軍は、ウクライナのエネルギー施設に対して新たな空爆を実施した。写真は同日、ロシア側の攻撃を受け煙を上げるキーウ近郊の様子(2022年 ロイター/Anna Voite

[キーウ(キエフ) 18日 ロイター] - ロシア軍は18日、ウクライナのエネルギー施設に対して新たな空爆を実施した。首都キーウ(キエフ)北部の火力発電所がある地域で複数回の爆発が起こったもようで、3人が死亡した。

ウクライナ大統領府のキリーロ・ティモシェンコ副長官は、不特定のエネルギー施設に対してロシア軍による攻撃が3回あったと述べた。キーウのビタリ・クリチコ市長は、攻撃は市北部の「重要インフラ」に対するものだったと説明。ロイターの記者も、空に向かって濃い煙が上がっているのを目撃している。

電力会社ⅮTEKによると、攻撃による損傷のため、キーウの一部地域への電力供給が一時中断した。

ゼレンスキー大統領は「ウクライナは占領者によって攻撃されている。彼らは自分たちが最も得意とすること、つまり市民を脅し殺すことを続けている」などと、メッセージアプリ「テレグラム」に投稿した。

ゼレンスキー大統領によると、今月10日以降、ロシア軍の空爆によってウクライナ国内の発電所の30%が破壊された。

また地元当局者によると、18日には東部ハリコフ州の発電施設やドニプロ(ドニエプル)市のエネルギー施設も攻撃を受け、「深刻な被害」を受けたほか、北西部ジトーミル市では水と電気の供給が停止しているという。

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