[キーウ(キエフ) 18日 ロイター] - ウクライナのクレバ外相は18日、ロシア軍がウクライナの攻撃にイラン製の無人機(ドローン)を使用しているとし、ゼレンスキー大統領にイランとの国交を断絶するよう提案すると明らかにした。
ロシア軍は17日に行ったウクライナへの攻撃に「カミカゼ・ドローン」と呼ばれる自爆型の無人機を使用。ウクライナは使用されたのはイラン製の「シャヘド136」ドローンだったとしている。
クレバ外相は記者会見で、ウクライナ政府は攻撃に使用されたドローンがイラン製だったと確信しているとし、証拠を提出する用意があると表明。「ウクライナとの関係断絶の全ての責任はイランにある」とし、「ゼレンスキー大統領にイランとの外交関係を断絶するよう提案する」と述べた。
その上で、イランは「ロシアによるウクライナ人の殺人をほう助」しているとし、欧州連合(EU)に対イラン制裁措置を導入するよう呼びかけた。