[5日 ロイター] - 女子テニスの元全米オープン女王、エマ・ラドゥカヌ(英国)は5日、オークランドで行われているASBクラシックで足首を負傷し、今月行われる四大大会の全豪オープン出場に暗雲が立ちこめている。
ラドゥカヌはASBクラシック2回戦で第1セットを22分、6─0で制したものの、第2セットで失速。メディカルタイムアウトを取って左足首の状態を確認した後、第3セットに向かったが涙の棄権となった。
ラドゥカヌは談話で「ここ数カ月は肉体的にかなりハードワークしてきたし、コンディションも良くて前向きな状態だった。足首を痛めるアクシデントに見舞われたことは非常に残念。コートは非常に滑りやすいので、正直こういうことが起きても不思議ではない」と語り、数日様子を見て今後を検討するという。
全豪オープンは16日に開幕する。