[26日 ロイター] - アジア・オリンピック評議会(OCA)は26日、ロシアとベラルーシの選手のアジア大会出場を認めることを申し出たと発表した。
国際オリンピック委員会(IOC)は25日に、OCAからアジア開催の国際大会に、ウクライナ侵攻により国際大会出場が制限されている両国選手が出場できるようにする提案を受けたと明かしていた。
OCAは声明で、「スポーツの持つ団結力を信じ、国籍やパスポートに関係なく、全てのアスリートがスポーツ大会に参加できるようにすべきと考えている」とし、「資格を有するロシアとベラルーシの選手に、アジア大会を含むアジアでの競技に参加する機会を提供することを申し出ている」と述べた。
中国の杭州で9月23日から10月8日にかけて行われるアジア大会は、2024年パリ五輪の予選も兼ねており、ロシアとベラルーシ選手の参加が認められれば五輪出場へ向けた第一歩となる。