[ベンガルール 6日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のハイサム・アルガイス事務局長は6日、OPECとロシアなどで構成するOPECプラスの昨年10月の減産合意は正しい決定だったとし、OPECプラスが世界市場安定を支える上で建設的役割を果たしていると評価されるべきだと述べた。
昨年10月の減産決定は米国などの批判を浴びた。しかし、昨年、1バレル=100ドルを上回る時期もあった原油価格は、減産決定後は85ドル付近で推移している。
アルガイス氏は、インドのエネルギー会合の合間にロイターに「2020年以降の歴史的対応を含め、世界の市場安定を支えるためのわれわれの建設的、前向きな役割は評価されるべきだ」と述べた。
OPECプラス」は1日、オンライン形式で開催した合同閣僚監視委員会(JMMC)で、石油生産に関する現行の政策を維持する方針を確認した。