[ベンガルール 8日 ロイター] - イランのアフマド・アサザデフ国際関係担当次官は8日、同国が気候変動などに関して2000億ドル相当のプロジェクトを実施中だとし、国際投資家の参加を呼びかけた。インドで開かれたエネルギー関連会合で発言した。
アサザデフ氏は、プロジェクトの多くはガスフレア(油田やガス田から発生する遊離天然ガスを焼却処分する際の炎)対策などの気候変動関連や、石油の回収・安定供給を改善する措置だと述べた。
同氏は記者団に対し、イランは核開発を巡って西側諸国から制裁を科されているため世界の役に立つことができないと主張。安定的な石油供給のためには、石油市場を政治化するのをやめる必要があると述べた。