[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムのビッキー・ ホラブ最高経営責任者(CEO)は12日、米パーミアン盆地の生産はまだピークに達しておらず、今後の生産増加が他の盆地の生産減少の相殺に寄与するとの見通しを示した。
テキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地は国内最大のシェールオイル盆地。
米エネルギー情報局(EIA)によると、同盆地の原油生産は今月、日量562万バレルに増加する見通し。過去最高の生産量となるが、前月からの伸びは日量2万6000バレルと、昨年12月以降で最低になるとみられている。
原油価格は石油輸出国機構(OPEC)プラスの自主減産発表を受けて今月1バレル=80ドルを突破。
米同業パイオニア・ナチュラル・リソーシズのスコット・シェフィールドCEOは12日、原油価格が今年90ドルを突破すれば100ドルに達する可能性が高く、その場合はしばらく90─100ドルのレンジ内で推移するとの見方を示した。