[1日 ロイター] - インド政府は、原油の超過利潤税について、現行の1トン=6400ルピーから4100ルピー(50.14ドル)に引き下げるとの通知を公表した。2日から実施する。
ガソリン、ディーゼル油、航空用タービン燃料はゼロに据え置いた。政府は、原油価格の変動に応じ、隔週で税率を改定する。
インドは4月4日に、原油の超過利潤税を1トン=3500ルピーからゼロに引き下げていたが、19日に6400ルピーに引き上げた。
昨年7月には、民間製油業者が国内販売より海外市場の堅調な製油マージンから利益を得る動きを強めたことを受け、原油の超過利潤税を導入。ガソリン、ディーゼル油、航空燃料の輸出にも適用を拡大した。