[9日 ロイター] - ロシア外務省のザハロワ報道官は9日、ビルニュスで11─12日に行われる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議について、同国軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発について協議すべきと述べた。
首脳会議では、ウクライナの加盟を巡る意見対立やスウェーデンの加盟、兵器の在庫拡充など広範囲な議題が協議される予定。
ロシアはウクライナが「ザポロジエ原発を組織的に損傷している」と非難しており、ザハロワ報道官は「NATO首脳会議ではこの問題に主眼が置かれるべき」と述べた。
報道官はテレグラムに、「(ザポロジエ原発で)何か起これば直接の影響を受ける地域に加盟国の大半が位置している」と投稿した。