[北京 19日 ロイター] - 中国を訪問中のケリー米大統領特使(気候変動問題担当)は19日、北京の人民大会堂で韓正国家副主席と会談し、気候変動は「普遍的な脅威」であり、外交問題とは切り離して扱うべきだと伝えた。
気候問題の解決には両国が一丸となって取り組む必要があると指摘。「われわれには気候に関して変化をもたらす能力がある」と語った。
韓氏は、ケリー氏が特使に任命されて以来、両国は気候に関する緊密な意思疎通と対話を続けてきたとし、両国が発表した共同声明が世界に「前向きなシグナル」を送ったと述べた。