[23日 ロイター] - 新設された北大西洋条約機構(NATO)ウクライナ理事会は26日に会議を開き、黒海の安全保障について協議する。ウクライナのゼレンスキー大統領が23日のビデオ演説で明らかにした。
NATOのオアナ・ルンゲスク報道官は22日、ゼレンスキー氏がストルテンベルグ事務総長に会議を要請したとし、黒海経由のウクライナ産穀物輸出を巡るロシアの合意履行停止後の状況について協議すると述べていた。
ゼレンスキー氏は、ウクライナの防衛力強化に向けた協議が今後1週間に予定されているとも語った。防空システムや大砲、長距離兵器を含む新たな支援策が準備されているという。
ルンゲスク氏によると、会議は大使レベルで行われ、穀物輸出回廊の運営について話し合う。